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バーチャルツアー
Virtual Tour

◆立体曼荼羅について

曼荼羅は密教では菩薩の境地の義を表しています。曼荼羅にはその表現方法によりさまざまな表現方法があります。ここ大乗寺では仏間の持仏十一面観音を中心にして、仏教上の
●東にあたる「農業の間」には「四季耕作図」で農作業の情景を描くことにより、経済を司る持国天
●西にあたる「山水の間」には山川草木を描き自然の摂理を表現することにより、芸術を司る広目天
●南にあたる「芭蕉の間」には優れた政治家で、長寿でもあった「郭子儀図」を描いて政治を司る増長天
●北にあたる「仙人の間」には「群仙図」を描いて不老長寿から医薬を司る多聞天
をそれぞれ象徴し、四天王が十一面観音の四方を守護するのと同様の意味を各部屋にもたせています。
このように 応挙一門の描いた大乗寺客殿はそれ自体が宗教的意味をもった障壁画空間(立体曼荼羅)といわれるゆえんです。
 
図に記された方角は仏間を基準にした仏教上のものです。

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